ノートの花絨毯

2013.07.27 (Sat)
Infiorata di Noto

シチリア島の、ノートで、毎年5月第3週の金~日曜日に開催される花絨毯祭り。
バロック建築の建ち並ぶ、ニコラーチ通りに、花びらの絨毯が敷き詰められる。

2013年、第34回のテーマは、「日本」Giappone
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この写真は、完成した絨毯の全景

5月17日・金曜日
午後、ホテルにチェックインしてすぐ、会場に行ってみた。
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ニコラーチ通りの石畳一面に下絵が書かれていた。
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見物者はわずかだった

金曜日、16時から翌朝まで花びらの敷き詰めが行われる
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夜再び行ってみると、大勢の人々が作業をしていた。
花びらは、カーネーション、ガーベラ、マーガレットなど。
カーネーションの葉や茎、オリーブやウイキョウの葉も使われる。
黒は園芸用の土、人の肌はおがくずが使われている。
夜中まで3時間、写真を撮りながら見物した。
打ち合わせと確認を重ねながら、大勢の人々が協力する姿に感動した。
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5月18日 土曜日
起床後、会場へ行った。
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花絨毯は完成していた。
モチーフは16あり、スタート地点・エマヌエレ通りから8つは日本からの参加、漢字が主題だがどれほど理解してもらえたかな?   
突き当りのモンテベルジネ教会までの8つは公募作品とのこと。
「あれっ、これは?」という部分もあったが、ご愛敬。
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霧吹き器で水分補給している。

ディナー
ニコラーチ通りに面したレストランに予約してもらえて、食事しながら2時間、バルコニーから見物できた。
ライトアップされた花絨毯は、艶やかさも加わって、いっそう美しい。
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5月19日 日曜日
ノートは花祭りムード一色。
花絨毯入り口は長蛇の列。
パレード、セレモニー、マーケット、屋台、物売りでおお賑わい。
テーマ・「日本」に因んで、書道や剣道のパホーマンスもあった。
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宮殿(現市庁舎)前広場の古式豊かなセレモニー

シチリア旅行の主目的は花絨毯。
これが見たくてはるばる行ったので、心底満足した。
余裕ある滞在で、下絵から全てを見ることができてよかった。




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Sicilia 再訪ひとり旅 Siracusa

2013.07.22 (Mon)
2013.5.15~17 シラクーサ
カターニャからバスで、1時間15分。

シラクーサは3000年も前から栄えていた古都で、価値ある史跡も多い。
けれど私はここでのんびりいたいと思った。
日本出発からシチリア到着までの過酷さ、カターニャでの活発な動きを振り返って、この辺で休養することにした。
ホテルは旧市街のあるオルティージャ島の先端、4つ星の「Hotel Livingston」
イオニア海に突き出た広いバルコニーがある。贅沢することにした。

Ortigia Islandには、電車もバスも走っていない。静かな小さな島。
かつては島全体が天然の要塞であたので、路地が迷路のように通っている。
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建物は古いが、お店はなかなかいいセンスだ

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おしゃれなGパンに見とれていると、「俺たちの写真撮って」とポーズをとるセニョーレたち。
イタリアーノはみんな明るいです。

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いたる所にこういう史跡がある。まわりの民家に溶け込んでさりげなく。

ギリシャ劇場 (Teatro Greco)
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紀元前3世紀に建設されたギリシャ劇場

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現在は一部を改修して、15.000人も収容できる大劇場として、古典劇やコンサートが上演される。

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ギリシャ劇場の奥に広がる遺跡群。

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カラフルな荷馬車、歴史の生証人なんでしょうね。

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ビーチにあるちょっと高級なレストランでランチ。
手長エビとタイのグリル、野菜も網焼き。
地ワインと手作りケーキもとても美味しかった。

シラクーサでは、こうしてのんびりと一人旅を楽しんだ。


Sicilia 再訪ひとり旅 ③エトナ周遊鉄道(Ferrovia Circumetnea)

2013.07.03 (Wed)
エトナ山(Montegna Etna)
標高 3340m ヨーロッパ最大の活火山。山頂からはいつも噴煙が立ち込めている。

エトナ山には、多くの登山コースがあり、噴火口まで行けるツアーもある。
豊富な情報を分析して、私には難しいと思った。
標高と体力から諦めようと思った。  寂しいなぁ~。
と、ちょっと落ち込んでいた時、「エトナ周遊鉄道」のサイトを見つけた。

エトナ山麓114kmを走る鉄道がある。
これが始発駅。2013.5.13乗車
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Catania Borgo駅
小さな駅だが、「テッチャン」なら泣きだすかも知れないようなものが溢れていた。
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構内にある観光案内所で、パンフレットをもらい詳しい説明も聞けた。
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電車が入線。これに乗る
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車内は世界各国からの観光客で満員。9時24分発。 検札がきた。

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広い裾野の向こうにそびえるエトナ山
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雄大な光景を心行くまで楽しむ。

11時32分 Randazzo駅着。
ここで途中下車。
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ランダッツオ駅 15人ぐらい降りた。
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ランダッツオ  エトナ山の北側の街で、16世紀に栄えた。
歴史的建造物もあるようだが、道を聞こうにも人通りもない。
標高753m,寒々としていてダウンを着た。
小さなカフェでピザのランチ。若い女性とネット翻訳で楽しい会話をした。

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駅へ戻り、13時19分の電車に乗る。

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養蜂業も盛ん。

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刻々と変わる車窓景色。素晴らしいコースも終わり、14時33分、Glarre駅で降りて、国鉄に乗換え、
カターニアに帰った。
雪をいただく頂上付近の姿は、富士山とよく似ていて郷愁にかられるが、でも裾野は全く違う景色だった。
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「エトナ周遊鉄道」の旅は、予想を超える素晴らしいものだった。
個人旅行ならではの醍醐味を味わうことができた。









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